
「昔よく食べていた、あのグミは今どこへ?」と、ふと寂しくなることはありませんか。私も、あの独特な「むっちり」食感の『GOCHIグミ』が大好きでしたが、いつの間にか店頭から消えてしまい、あの味を懐かしむ一人です。
この記事では、そんなあなたの「あのグミは今?」という疑問に答えるため、日本のグミ歴史の幕開けから、「瞬間清涼」のような衝撃的な商品、2000年代に人気だった「キュン グミ」まで、時代を彩った懐かしいグミたちの足跡を徹底的に捜索しました。
昭和の伝説的なグミから、「GOCHIグミ」はなぜ消えたのか?といった疑問、懐かしのグミ一覧、さらには未来のグミ予測まで、あなたの思い出を呼び覚ます情報が満載です。
- 日本におけるグミの歴史と年代別の特徴
- 販売終了となった懐かしいグミの具体的な商品一覧
- 2000年代に人気を博したグミの詳細情報
- グミに関する素朴な疑問と未来のトレンド予測
消えたお菓子 グミ捜索隊、出発!

- 日本グミ歴史、伝説の幕明け
- 懐かしい昭和の グミたち(涙)
- 幻の「グミ 100」を追え!
- あの衝撃!瞬間清涼 グミ
- 泣ける!懐かしグミ 2000年代
- 覚えていますか?キュン グミ
- GOCHIグミはどこへ消えた?
日本グミ歴史、伝説の幕明け
日本のグミの歴史は、1980年(昭和55年)に明治製菓(現:明治)から発売された「コーラアップ」をもって幕を開けました。
当時、お菓子売り場の主役はチョコレートやスナック菓子であり、ドイツ発祥のお菓子である「グミ」は、日本ではまだほとんど知られていない未知の存在でした。その独特な弾力ある食感を日本の子供たちにも楽しんでもらおうと開発されたのが、この「コーラアップ」です。
コーラ瓶を模したユニークな形状と、しっかりとした弾力のある噛みごたえは、これまでにない新しい食感として注目を集めました。しかし、爆発的なヒットというよりは、一部の新しいもの好きな子供たちの間でカルト的な人気を博した、というのが実情に近いかもしれません。
グミ市場が本格的に拡大し、「お菓子」として確固たる地位を築き、広く認知されるようになるのは、それから8年後の1988年(昭和63年)に同じく明治製菓から「果汁グミ」が登場してからのことです。
「果汁グミ」の革新性
「果汁グミ」は、”果汁100%(生果汁換算)”という分かりやすいコンセプトと、着色料不使用(※当時のぶどう味など)といった健康志向が、子供に与えるお菓子にこだわる保護者層の心をつかみました。ジューシーな味わいと優しい食感は、性別や年齢を問わず受け入れられ、グミというカテゴリーを日本市場に一気に定着させる偉大な立役者となりました。(参照:明治 果汁グミ公式サイト)
この「果汁グミ」の成功により、他社も続々とグミ市場に参入。ここから日本の多様なグミ文化が花開いていくことになります。
懐かしい昭和の グミたち(涙)

日本のグミ市場の黎明期である昭和後期(1980年代)にも、「コーラアップ」や「果汁グミ」以外に、個性豊かなグミたちが登場しています。残念ながらその多くが時代の流れとともに販売終了していますが、今もなお熱心なファンの間で語り継がれる商品も少なくありません。
「ガイコツビヨーン」など、今考えるとかなり攻めたデザインの商品もありましたね。昭和という時代の勢いを感じます。
この時期のグミは、まだ「グミとは何か」が定まっていないが故の、自由な発想が光る商品が特徴的でした。
| 発売年 | メーカー | 商品名 | 特徴と背景 |
|---|---|---|---|
| 1984年 | 森永製菓 | グミキャンデー トムとジェリー | 人気アニメ「トムとジェリー」を起用したキャラクターグミ。カラフルなフルーツ味が特徴で、グミとキャラクターの親和性の高さを早くから示していました。 |
| 1988年 | 杉本屋製菓 | じゃんけんグミ | 「まけんグミ」(1990年〜)の前身とも言える商品。グー・チョキ・パーの形をしており、友達とじゃんけんをして遊べるという「遊び」の要素を取り入れた点が画期的でした。 |
| 1989年 | 明治製菓 | ガイコツビヨーン | 名前の通り、ガイコツの形をした非常にユニークなグミ。その少し不気味ながらも愛嬌のあるデザインと、名前の通りの弾力が一部でカルト的な人気となりました。 |
| 1989年頃 | 明治製菓 | ひとくち果汁 | 「果汁グミ」の大ヒットを受け、そのバリエーションとして登場した商品の一つ。小粒で食べやすく、果汁グミよりも手軽につまめるタイプとして展開されていました。 |
この他にも、駄菓子屋ルートを中心に展開されたナガサキヤの「ドラえもんグミキャンディー」(1989年)が発売されるなど、キャラクターとのタイアップ商品もこの頃から見られ始め、グミ市場が徐々に広がりを見せていたことがうかがえます。
幻の「グミ 100」を追え!
「グミ 100(グミヒャク)」は、1991年(平成3年)に春日井製菓から発売された、知る人ぞ知る懐かしいグミの一つです。バブル経済が終焉を迎えつつあった平成初期、消費者の嗜好が「安さ」から「質」へと移行し始めた時期に登場しました。
この商品の最大の特徴は、100%果汁(濃縮還元)を使用している点を真正面から強くアピールしていたことです。「果汁グミ」が”果汁100%(生果汁換算)”と謳う前から、ストレートに「100」という数字を商品名に冠し、果汁の濃厚さを前面に押し出していた、当時としては非常に画期的なコンセプトでした。
パッケージも、みずみずしい果物が大きくデザインされ、果実感の強さを視覚的に訴えかける高級感のあるものでした。食感は近年のソフト系グミとは異なり、やや硬めで弾力が強く、噛むほどに濃厚な果汁の味わいが口の中に広がるタイプだったと記憶している方も多いようです。
市場でのポジション
「グミ 100」は、すでに確固たる地位を築いていた「果汁グミ」という絶対王者や、後発の「つぶグミ」(春日井製菓、1994年)、「ピュレグミ」(カンロ、2002年)といった強力なライバルとの競争もあり、残念ながら定番商品として定着するには至らず、現在は販売を終了しています。しかし、その先駆的なコンセプトは、後の濃厚果汁系グミに影響を与えたかもしれません。
あの衝撃!瞬間清涼 グミ
1994年(平成6年)に明治製菓から発売された「瞬間清涼」は、当時のグミ市場に新たな風を吹き込んだ、極めて個性的な商品です。
その名の通り、食べた瞬間に口の中に広がる突き抜けるような強烈な清涼感が最大の特徴でした。
この刺激の正体は、グミの周りにたっぷりとまぶされた、いわゆる「ひんやりパウダー」です。そして、そのパウダー層を突破すると、中からジューシーなフルーツ味のグミが出てくるという二重構造になっていました。
当時すでにブームとなっていた「シゲキックス」(UHA味覚糖、1992年発売)のようなクエン酸系の「すっぱいパウダー」とは一線を画す、ミント系やソーダ系の「スッとした冷たい刺激」は非常に斬新でした。
好みが分かれた独特の刺激
この独特の清涼感が「刺激的で美味しい」「眠気覚ましに最高」と熱狂的に支持される一方で、「辛い」「刺激が強すぎる」「お菓子の味ではない」と感じる人も少なくありませんでした。このように明確に好みが分かれたためか、残念ながら定番商品とはなれず比較的短命で販売終了となりました。しかし、その唯一無二の個性的なコンセプトは、発売から30年近く経った今も多くの人の記憶に強く残っています。
泣ける!懐かしグミ 2000年代

2000年代は、日本のグミ市場が飛躍的に成熟し、味や果汁感だけでなく、食感、形状、さらには機能性やエンターテイメント性など、あらゆる面で多様化が進んだ「グミ戦国時代」とも言える時期です。
この時代に登場し、人気を博しながらも惜しまれつつ消えていった懐かしいグミも非常に多く存在します。
2000年代のグミトレンド:「ピュレグミ」ショック
この時代の最大のトピックは、2002年(平成14年)にカンロから「ピュレグミ」が発売されたことです。すっぱいパウダーと、独特の「シャリ、もっちり」とした果肉食感の組み合わせが、それまでのグミにはなかった新しい感覚として社会現象的な大ヒットを記録しました。この影響を受け、各社が食感や酸味、パウダーの質感にこだわった商品を次々と投入し、市場競争は一気に激化しました。
例えば、明治製菓の「ふにゃQ」(2004年)や「果汁グミぷぷるん」(2005年)、ロッテの「ぷるーちゅ」(2006年)など、柔らかさ、もちもち感、ぷるぷる感といった不思議な食感を追求した商品が目立ちました。
また、明治製菓の「そっくり太郎」(2001年)のように、お寿司や弁当、ハンバーガーなどを精巧に模したトレー入りのユニークなグミもこの時期に登場し、単なるお菓子を超えた知育菓子的な側面も持ち合わせていました。
覚えていますか?キュン グミ
「キュン」は、2000年(平成12年)、ミレニアムイヤーに明治製菓から発売されたグミです。
この商品の最大の特徴は、甘酸っぱい「胸キュン」するような味わいをコンセプトにしていた点です。味覚と感情をリンクさせたネーミングは、当時としては非常にキャッチーでした。
グミの形状は可愛らしいハート型で統一されており、パッケージデザインもピンクやパステルカラーを基調とした、若年層の女性(特に女子中高生)を強く意識したものでした。食感はハード系ではなくソフトで食べやすく、フルーツのジューシーな味わいが特徴でした。
当時のテレビCMなども話題になりましたね。まさに2000年代の幕開けを象徴するような、ポップで分かりやすいネーミングとコンセプトでした。
しかし、前述の通り、2002年に強力なライバルである「ピュレグミ」が登場すると、「甘酸っぱいパウダー系グミ」の市場は一気に激化します。その中で「キュン」は、より刺激と食感に特徴のあるピュレグミに徐々にシェアを奪われる形となり、残念ながら数年で姿を消してしまいました。
GOCHIグミはどこへ消えた?
「GOCHIグミ(ゴチグミ)」は、2013年(平成25年)に明治製菓から発売された、比較的新しいグミです。覚えている方も非常に多いのではないでしょうか。
「まるで果実、濃厚ごちそうグミ」というキャッチコピーの通り、濃厚な果実の味わいと、他のグミにはない独特の弾力ある食感が多くのファンを獲得しました。
特にこだわっていたのが食感です。硬すぎるハード系でもなく、柔らかいソフト系でもない、「むっちり」とした唯一無二の噛みごたえが特徴でした。この食感のファンは多く、定番のグレープ味やピーチ味のほか、様々なフレーバーが登場し、コンビニやスーパーのグミ売り場で確かな存在感を放っていました。
これほどの人気商品だったように思われますが、市場の競争激化やラインナップの見直し、生産コストなどの理由から、惜しまれつつも2019年頃に生産が終了したとされています。
販売終了の理由について
GOCHIグミの明確な販売終了の理由に関して、メーカーから公式な発表は行われていないようです。グミ市場は消費者の嗜好の移り変わりが非常に激しく、矢野経済研究所の調査などでも市場規模の拡大が示される一方、新商品が次々と投入される激戦区です。そのため、人気商品であっても、新ブランドとの入れ替えやブランド戦略全体の見直しが行われた結果と考えられます。
消えたお菓子 グミ一覧&禁断のQ&A

- 【悲報】販売中止になったお菓子一覧
- 未来予測!2025年の新グミ
- 挑戦?消費期限を過ぎたグミ
- 消えたお菓子 グミ情報を総まとめ
【悲報】販売中止になったお菓子一覧
ここでは、データベースに基づき、私たちの記憶に残る、惜しまれつつも販売が終了したグミの一部を時系列でご紹介します。
「あ、これ食べたことある!」「大好きだったのに…」と思い出す商品がきっとあるはずです。あなたの思い出のグミは入っているでしょうか。
| 発売時期(頃) | メーカー | 商品名 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 1984年 | 森永製菓 | グミキャンデー トムとジェリー | 日本におけるキャラクターグミの草分け的存在。 |
| 1989年 | 明治製菓 | ガイコツビヨーン | そのユニークすぎる形状が語り草。 |
| 1989年 | ナガサキヤ | ドラえもんグミキャンディー | 当時の子供たちの定番おやつの一つでした。 |
| 1990年 | ロッテ | はちみつグミ | 優しい甘さが特徴でした。 |
| 1990年前後 | 森永製菓 | 森永ぬ〜ぼ〜グミ | 同名の人気チョコモナカから派生した商品。 |
| 1991年 | 春日井製菓 | グミ100 | 100%果汁を謳った先駆け的なグミ。 |
| 1991年 | 明治製菓 | いちごクリームグミ | グミの中にクリームが入った斬新な商品。 |
| 1992年 | 明治製菓 | グミチョコ | グミをチョコでコーティング。現在も類似品は多数。 |
| 1993年 | 明治製菓 | ひもQ(超ひもQ) | 126cmの長さを誇り、遊びながら食べられる代表格でした。 |
| 1994年 | 明治製菓 | 瞬間清涼 | ミント系の強烈な刺激が個性的でした。 |
| 1994年 | 明治製菓 | ププルン | ゼリーのような独特の食感が特徴。 |
| 1995年 | 森永製菓 | アイスボックスグミ | 同名のアイス「アイスボックス」を模したグミ。 |
| 2000年 | 明治製菓 | キュン | ハート型と甘酸っぱさがコンセプトでした。 |
| 2001年 | 明治製菓 | そっくり太郎 | お寿司や弁当の形をした、知育菓子的なグミ。 |
| 2004年 | 明治製菓 | ふにゃQ | 「ふにゃふにゃ」した不思議な食感が売りでした。 |
| 2005年 | 明治製菓 | 果汁グミぷぷるん | 果汁グミから派生した、柔らか食感バージョン。 |
| 2006年 | ロッテ | ぷるーちゅ | 果肉のような食感を追求していました。 |
| 2008年 | 明治製菓 | メロンパングミ | メロンパンの形と味を再現しようとした意欲作。 |
| 2013年 | 明治製菓 | GOCHIグミ | 「むっちり」食感で一時代を築きました。 |
| 2014年 | グリコ | アイスの実グミ | 「アイスの実」のジューシーさをグミで再現。 |
| 2017年 | クラシエフーズ | ぷちっとくだものグミ | ぶどうの房から実をちぎるように食べられるグミ。 |
※上記は販売終了が確認された商品の一例です。時期や情報が異なる場合があります。また、明治(旧:明治製菓)の商品が多いのは、同社が日本のグミ市場を牽引してきたトップメーカーであることの裏返しとも言えます。
未来予測!2025年の新グミ
2025年、そしてその先にどのようなグミが登場するのでしょうか。断言はできませんが、近年の市場トレンドからいくつかの方向性を予測することは可能です。
1. 食感の両極化と複合化
近年のグミ市場で最も顕著なトレンドは「ハード系」の隆盛です。この流れは続くと予想され、「噛むこと」によるストレス発散や集中力アップといったニーズに応えるため、さらに噛みごたえを追求した「超ハード系」「鋼系」とも呼べるグミが登場する可能性があります。 一方で、その反動として「ふわふわ」「とろける」「もちもち」といった「癒し系」のソフト食感も根強い人気があり、この両極化はさらに進むと考えられます。 さらに、外はシャリシャリ中はもっちり、といった「複合食感」もより進化していくでしょう。
2. ウェルネス(健康志向)グミの多様化と日常化
GABA(ストレス軽減)、コラーゲン(美容)、ビタミン(栄養補給)などを配合した「サプリメント系グミ」はすでに定番となっています。 2025年は、これがさらに細分化し、例えば「睡眠の質向上」を謳うテアニン配合のものや、「腸活」をサポートする乳酸菌・食物繊維入りのものなど、より具体的な悩みに応える機能性表示食品のグミが増えると予測されます。 おやつとして食べるだけでなく、健康習慣の一つとしてグミを取り入れるスタイルがより日常化するでしょう。(参照:消費者庁 機能性表示食品データベース)
3. ASMR・SNS映えのさらなる進化
SNS、特にTikTokやYouTubeショートでの「ASMR(咀嚼音)」動画の人気は衰えを知りません。そのため、食べた時にユニークな咀嚼音が出るグミ(例:パリパリ、ジャリジャリ)や、カラフルで変わった形状、作って楽しむプロセス自体が「SNS映え」するグミも、引き続き活発に開発されるでしょう。
もしかしたら、この流れの中で、懐かしい「ひもQ」や「そっくり太郎」のようなエンタメ性の高いグミが、最新のトレンドを取り入れて「復刻版」として登場するかもしれませんね。期待して待ちましょう。
挑戦?消費期限を過ぎたグミ

懐かしいグミを探して家の引き出しの奥や、古いカバンの中から、何年も前のグミを発見することがあるかもしれません。ここで素朴な疑問として「期限が切れたグミは食べられるのか?」という点が気になります。
【最重要】期限切れの食品に関する注意
この記事は、期限切れの食品を食べることを推奨するものでは一切ありません。メーカーも推奨しておらず、健康上のリスクを伴う可能性があります。安全性に関する最終的な判断は、ご自身の責任において厳密に行ってください。
まず理解すべきは、グミに記載されている日付の多くが「消費期限」(安全に食べられる期限)ではなく、「賞味期限」(おいしく食べられる期限)である点です。
消費者庁の定義によれば、賞味期限は「定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限」を指します。つまり、この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
では、賞味期限が切れたグミは具体的にどうなるのでしょうか?
1. 風味や食感の著しい劣化
最大の問題は品質の劣化です。グミに含まれる水分が時間と共に蒸発し、ゴムのように非常に硬くなることが予想されます。逆に、糖分が溶け出してベタベタになり、個包装に張り付いてしまう場合もあります。また、命であるはずの風味が飛んでしまい、何を食べているのか分からないほど、本来の美味しさは失われている可能性が極めて高いです。
2. シュガーブルーム(糖化)
表面に白い粉が吹いたようになる「シュガーブルーム(糖化現象)」が発生することがあります。これは温度変化などによって糖分が表面に浮き出て結晶化したもので、多くの場合カビではありませんが、食感や風味は著しく低下します。
3. 保存状態による予期せぬ変質
たとえ未開封であっても、高温多湿の場所(例:夏場の車内や直射日光が当たる窓辺)で長期間保存していた場合、グミが溶けて変形したり、カビや雑菌が繁殖したり、油分が酸化して異臭を放ったりする可能性もゼロではありません。
結論として
賞味期限が大幅に切れたグミを食べることは、衛生的にも風味の点からも絶対に推奨されません。特に、開封済みのものや、パッケージが膨張している、異臭・変色・カビが見られるものは、健康被害を防ぐためにも問答無用で廃棄してください。

消えたお菓子 グミ情報を総まとめ
最後に、この記事でご紹介した「消えたお菓子 グミ」に関する情報を要点としてまとめます。
- 日本のグミの歴史は1980年の「コーラアップ」から始まった
- 市場が本格的に拡大したのは1988年の「果汁グミ」登場以降
- 昭和の時代にも「トムとジェリー グミ」などユニークな商品が存在した
- 1991年の「グミ 100」は100%果汁をアピールした先駆的商品だった
- 1994年の「瞬間清涼」は強烈な清涼感が特徴的なグミだった
- 2000年代は「ピュレグミ」の登場でグミ市場の多様化が進んだ「戦国時代」だった
- 2000年発売の「キュン グミ」はハート型で甘酸っぱさがコンセプトだった
- 2013年発売の「GOCHIグミ」は濃厚な果実と「むっちり」食感で人気だった
- 「ひもQ」や「グミチョコ」など明治製菓の多くの人気商品が販売終了している
- 販売終了の理由は売上低迷、設備の老朽化、ブランド戦略の見直しなど様々
- 2025年のグミは「食感の両極化・複合化」が進むと予測される
- 「ウェルネス(健康志向)」グミも機能性が細分化し、さらに多様化する見込み
- ASMRやSNS映えを意識したエンタメ性の高い商品開発も続くと考えられる
- グミの多くは「賞味期限」が記載されており、これは「おいしく食べられる期限」を指す
- 賞味期限切れのグミは風味や食感が著しく劣化し、衛生的リスクもあるため推奨されない